●この画面を閉じる

さつまいもの種類について

○べにはるか べにはるかは、外観の優れる「九州１２１号」と皮色や食味に優れる「春こがね」を交配し、九州で育成された新しいさつまいもの品種で、従来の品種よりもはるかに優れていることから「べにはるか」と名付けられました。 鹿児島県鹿屋市では、この「べにはるか」に優良苗の使用や収穫後４０日以上の貯蔵、出荷時の糖度検査などの栽培や出荷に一定の基準を定めた認証制度をもうけ、その基準をクリアしたものを「かのや紅はるか」として販売しています。銘品九州：南橋商事がお届けする「紅はるか」は、この認定を受けた「べにはるか」で生芋での糖度４０度程度のさつまいもです。「べにはるか」は その特徴から焼き芋や天ぷら、ペーストにしてのお菓子の素材に最適で、特にじっくりと時間をかけて焼き上げた焼き芋は、皮から糖蜜がしみ出て滑らかな舌触りと強い甘さで、やみつきになる味わいです。 ○黄金千貫（こがねせんがん） こがねせんがんは、九州農業試験場で育成された品種で、昭和４１年に登録され、以来鹿児島を中心に主に九州で栽培されています。名前の由来とも言われる様に、皮色が白っぽい黄色（黄金色）で、澱粉用や焼酎用として使用されてきました。その一方でこの芋の特性であるでんぷん質の多さ、ホクホクとした食感やさしい甘さからふかし芋や芋の天ぷらや菓子の素材として人気があり、べにはるかと対をなすホクホクの昔ながらの懐かしい芋の味わいを楽しむことが出来るさつまいもです。 ○パープルスイートロード パープルスイートロードは、アントシアニン色素を含む「九州１１９号」に５種類の品種を多交配させて農研機構で育成された品種で平成１４年に登録された、紫さつまいもの一種です。従来の紫さつまいもと比較して、甘味があり、ホクホクとした食感からふかし芋や焼き芋など特に手を加えなくても美味しく食べられるのはもちろん、紫の色合いと味わいのバランスが良いことから、お菓子の素材として人気があります。 ○安納いも 太平洋戦争後に、兵隊さんにより持ち帰られたものを種子島の安納地区で栽培され始めたのが最初と言われる安納いも。外皮が赤褐色のものは「安納紅」とも呼ばれ、カロテンを含むオレンジ色の肉色は、加熱すると黄金色に変わりねっとりとして非常に強い甘味が特徴です。この強い甘さからみつ芋などと呼ばれる高糖度さつまいもの元祖的な存在です。じっくりと時間をかけて仕上げた焼き芋は、甘くねっとりとした食感を楽しむことが出来ます。 特　長 べにはるか 黄金千貫 外　皮 赤紫色 薄い黄白色 肉　色 黄色みの強い白 黄色みを帯びた白 味わい 非常に強い甘み、ねっとりとした食感 淡い甘み、ホクホクとした食感 貯蔵性 適切な状態であれば保存性が良い 劣化しやすく保存性はやや劣る 特　長 パープルスイートロード 安納いも 外　皮 赤紫色 赤褐色 肉　色 紫色（アントシアニン色素含） オレンジ色 味わい やさしい甘み、ややホクホクとした食感 非常に強い甘み、ねっとりとした食感 貯蔵性 比較的保存性が良い 比較的保存性が良い

紅はるかの販売サイズについて

Ｓサイズ 大きさ：８０ｇ〜１３０ｇ程度 焼き芋に最適サイズ Ｍサイズ 大きさ：１３０ｇ〜２１０ｇ程度 様々な用途に使いやすいサイズ Ｌサイズ 大きさ：２１０ｇ〜３００ｇ程度 天ぷらや菓子素材に最適サイズ 　 ※さつまいもの保存は、日の当たらない涼しい場所で保存してください。 　冷蔵庫での保存は、低温になり過ぎ適しません。 　乾燥させないように新聞紙に包んでおくのも方法の一つです。

さつまいもの食べ方いろいろ

◇焼き芋 芋を洗いアルミホイルで包み、１７０度〜２００度程度のオーブンで１時間程度加熱。糖蜜がしみ出た甘く滑らかな焼き芋。低温で時間をかけると甘さが際だちます。手軽で簡単かつ「べにはるか」の甘さを一番お楽しみ頂ける食べ方 　○おすすめの芋：べにはるか・安納いも ◇蒸かし芋 芋を洗い蒸し器などを使い、３０分程度蒸し上げれは、素朴な味わいでホクホクとした芋本来の味わいを楽しめます。仕上げに塩やバターをのせれば、美味しさが増します。 ○おすすめの芋：黄金千貫・ﾊﾟｰﾌﾟﾙｽｲｰﾄﾛｰﾄﾞ ◇ガネ（郷土料理） 短冊切りしたさつまいもとしょうがを、そば粉・小麦粉・卵・塩・砂糖・醤油・酒をあわせた生地につけて油であげたもの。鹿児島ではその形が「がね」（鹿児島弁で「カニ」の事）に似ているので名付けられた料理 ○おすすめの芋：べにはるか・黄金千貫・安納いも ◇いも天 １ｃｍ程度に輪切りにした芋を、小麦粉・少量の塩を水で溶いた生地にくぐらせ、油で揚げたシンプルな食べ方。黄金千貫を使うとその特長からホックホクのいも天をお楽しみ頂けます。 ○おすすめの芋：黄金千貫・ﾊﾟｰﾌﾟﾙｽｲｰﾄﾛｰﾄﾞ ◇スイートポテト 電子レンジで加熱またはゆでたさつまいもをペースト状にして、バターや生クリーム、砂糖を混ぜ成形し表面に卵黄を塗り、トースターで焦げ目つくまで焼き上げる。「べにはるか」を使うと特に甘くて美味しいスイートポテトに仕上がります。 ○おすすめの芋：べにはるか・ﾊﾟｰﾌﾟﾙｽｲｰﾄﾛｰﾄﾞ 　　　　　　　　　　　安納いも ◇大学芋 芋の皮を剥き乱切りにして、あく抜きの為水に５分ほどつけ、その後水気をしっかりとペーパー等で取り素揚げし、砂糖を煮溶かした中に入れて絡めれば外はカリッと中はホックホクの大学芋の出来上がり。 ○おすすめの芋：黄金千貫 ◇さつまいもの甘露煮 輪切りにしたさつまいもを水にさらした後、砂糖、みりん、塩、はちみつ、水等でじっくりと煮詰めた甘露煮。おかずにもおやつにもなるさつまいもを使った一品です。 ○おすすめの芋：べにはるか・安納いも